Malama(マーラマ): To take care 世話をする
ハワイの人々はよく挨拶がわりに「Malama pono」
と言います。それはやさしい響きを耳に残し
相手の心が伝わる言葉です。
ロミロミ(ハワイ古代から伝わるマッサージ)の
師事を仰いだ Sheila O'Mally 先生から、
「Hulaを踊る時のように身体を使い人と自分を癒す」
と教わり、HulaとLomilomiには多くの共通点があることを
学び、このスタジオに集まる人々が助け合って
踊る事を目指してこの名前をつけました。
Hulaを本格的に始めてからの日本での7年間は、
毎日のレッスン、ショーに、毎年のハワイのコンクールと
充実した時間を過ごしました。また、素晴らしい先生、
仲間に恵まれ幸せな日々でしたが、
私の好奇心とチャレンジする気持ちは更なるステップを求め
ハワイへの留学を決意しました。
そこで見たもの、聞いたものはとても新鮮で驚きの連続でした。
Manu先生は「HulaはMele(歌詞)を伝える事が大事、
ダンサーが皆同じ顔して、同じ動きをして
ロボットのように踊ったら歌を台無しにしてしまう」と
自分のまだ初めたばかりのハーラウに対して想いを
熱く語ってました。
Malama では、新しい曲を習う時は歌詞の意味を皆で調べ、
理解して、形だけで踊る事のないよう
日々のレッスンを大切にしています。
「一人一人のLifeを踊りに込めて表現する」
「皆で踊る時はどの位置にいてもお互いの事を
忘れては行けない」
など熱心に教えられた事はいまでも強く心に残っています。
大会に出場する生徒一人一人に、
「Physical (身体)Emotional(感情)Spiritual(精神)
はバランスよく準備が出来ているか?」
と問いかけながら、レイをかけ「ありがとう」と
声をかける姿には深く感動しました。